最小の城持大名

好天が続きます。放っておくと出てくるお腹を引っ込めるべく、週末は少し遠出して里山ランニングしてきました。増やすのは努力が要らないが、減らすのは大変なのが体重・・・ 厄介なものです。

場所は中津川・苗木城跡。中津川市を貫流する木曽川の岸にある城山(432m)に築かれた山城です。鎌倉時代からの領主遠山氏が徳川幕府により1万500石の大名に取り立てられ、中世からの城を改修したものです。もともと巨岩むき出しの岩山なので、天然の巨岩と石垣を組み合わせた異形の城。岩山で平坦な土地が少ないため、京都の清水寺のような懸造としてスペースを稼いでいました。戦国時代は織田家・武田家の攻防の前線となった城ですが、平和な江戸期になっても平地には降りず、先祖伝来の山城を改修して住み続けました。もう一つ異例なのは大名として最小の1万石程度(1万石からが大名です)で、城を持っていること。通常なら城を持てず、陣屋で執務を行う規模です。

建物は明治に取り壊されてしまっていますが石垣、礎石などの遺構は良く残っており、天守があった場所は展望台となっています(ちゃんと懸造にしてある)。別名「霞ケ城」(近くの恵那の岩村城と同じ通り名? 岩村城の方がメジャーかな)、「赤壁城」とも。白漆喰ではなく赤土がむき出しの外壁だったようです。その理由については、現地の案内板では「木曽川に住む竜が白い色を嫌い、何度漆喰を塗り直しても嵐を起こしてはぎ取ってしまった」という伝説をのせていましたが、1万石の最小大名なので外壁にコストはかけられなかったでしょうね。

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蛙の合唱の中、周囲を10km走ってから苗木城へ。展望台からの眺望は最高で恵那山、木曽川、中津川市街を一望。アップダウンのランニングで太ももパンパンでしたが疲れが吹き飛びました。気持ちもリフレッシュして今日からは仕事。

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クリニックの建築も着々と進んでいます。安全第一でお願いします。

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