行く秋

こんにちは。名誉院長です。

いつのまにか秋が通り過ぎ、暦の上では冬になってしまいました。

しかしこのところぽかぽかと暖かく「小春日和」が続いています。

庭に出てみると、陽だまりに「てっせん」がたくさん咲いています。

3年前のブログに紹介した、「やゑさんの菊」。

だんだん小さくなってしまったけれども、今年もたくさん咲きました。

みんな行く秋を惜しんでいるようです。

でも、つばきは春に備え蕾をたくさんつけています。

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開院3年

10月に入りました。朝晩はずいぶんひんやりとするようになってきました。

1日の中の寒暖の差が大きくなっていますので、温度調節のできる衣服を選ぶなど工夫するようにしましょう。

 

秋が深まると流行しはじめるのがインフルエンザ。ワクチン接種は重症化の危険性を軽減する有効な手段です。

当院では今月15日よりインフルエンザワクチンの予防接種を開始します。

ワクチンの効果発現は接種から2週間ほどかかり、その効果は5か月ほど続くとされています。大流行の前に早めに接種するようにしましょう。

 

本日で当院はおかげさまで開院3年を迎えました。

地域医療のニーズは様々。健康上の問題が「泌尿器科」、「内科」といった枠組みを超えていることもしばしばで、幅広い領域の知見を押さえていく必要があります。

地域医療の中で役割を果たしていけるよう一層の研鑽を重ねてまいります。

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秋分の日

923日。今日は秋分の日です。

昼と夜の長さが同じ。つまり太陽が真東より登って真西に沈むことになります。

秋分の日は彼岸の中日とされています。

仏教のうちの浄土思想では西方浄土と言って、西に極楽があるとされているので古来より真西に太陽が沈む秋分、春分の日は仏に祈りを捧げるのに最適な日とされ、これが先祖供養の日としてのお彼岸として定着したともいわれています。                                                                                                      

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、朝晩はかなり涼しくなり1日の中の寒暖の差が大きくなっています。体調を崩して受診される方が増えていますので皆さま体調管理には気を付けて下さい。インフルエンザの患者さんも出始めていますので、外出後の手洗いうがいも心掛けるようにしましょう。

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夏と尿管結石

お盆に入りました。

暦の上では秋に入っていますが、今年は異例の猛暑が続き、体感上は夏の真っただ中。

脱水傾向になりがちなこの時期、尿管結石で受診される患者さんが増えています。

強い側腹部から背部にかけての疼痛が特徴的。今日も何人もの患者さんが受診されました。

基本的な予防は、尿の量を増やして尿の中の結石の原因となる物質の濃度を低下させること。結石形成の危険度は1日尿量が1000ml以下で増加、2000ml以上で低下することが知られています。水やシュウ酸の含有の少ないお茶(麦茶、ほうじ茶)をこまめにとることがお勧めです。

暑くてビールの美味しい季節ですが、ビールの大量摂取は尿中の尿酸増加や利尿作用に伴う脱水を招きやすく結石予防の手段としては不適とされています。おいしくビールを飲んで結石予防になるのなら、こんな良いことはないのですが、ちょっと残念。

結石の原因となるカルシウムを摂取制限すると良いと考える方がしばしばいらっしゃいますが、過度のカルシウム制限は、本来腸の中でカルシウムと結合して便の中に排出されていたシュウ酸が腸から過剰に吸収される結果になり、尿に捨てられるシュウ酸が増えることで、逆にシュウ酸カルシウムによる結石(最も多い尿路結石)が作られる危険性が増すことが知られています。日本人のカルシウム摂取量は不足気味であることが知られているので、カルシウムは乳製品、小魚などで意識してとる必要のある成分です。

厳しい残暑が続きますが体調管理に気を付けて、この夏を乗りきっていきましょう。

なお当院は今年もお盆休みはなく通常診療を続けております。

 

 

東区建中寺。境内では迎え火の準備が進められていました。

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大暑

今日は二十四節季の一つ大暑。

1年で最も暑いとされる、その名に違わず猛暑の1日に。

東京、岐阜、山梨では最高気温が40℃超えたそうですが、ここ名古屋も39℃を超え危険な暑さになりました。

このところの猛暑にクリニックの方にも熱中症の症状で受診される方が増加中。

熱中症の代表的な初期症状のひとつにめまいや立ちくらみがあります。

からだは暑さで体温が上昇すると、熱を逃がして体温を下げるため皮膚の血管を広げて対応します。脱水などと相まって全身を流れる血液量が減ると血圧が下がり、脳への血流が低下することによりめまいや立ちくらみ、時に意識消失を生じます。

初期対応としてはクーラーの効いた屋内や日陰の涼しい場所に移動して、衣服を緩めて風通しを良くして水分や塩分を補給することで多くの場合は改善が期待できますが、意識がもうろうとしていたり、自力で水分がとれないような状況であればすぐに医療機関の受診が必要です。記録的な猛暑の中での屋外の運動は危険なので避けるようにしましょう。 

今晩も熱帯夜が予想されています。寝ている間も熱中症の危険性があるためクーラーを積極的に使い、しっかり水分を摂取するようにしましょう。

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梅雨

梅雨に入り今日も名古屋は雨模様。

まだ夏前ですが、今年は気温が高く高温多湿。蒸し暑い日が続いています。

湿度が高く汗が乾きにくいこの時期は放熱が効果的でないため熱中症になりやすく警戒が必要です。汗腺の発達していない乳幼児や体の水分の割合の少ない高齢者は熱中症になりやすいので特に注意。こまめな水分摂取とエアコンなども活用してしっかり温度調節をしましょう。

梅雨の語源は梅の実が熟する時期という説や、湿度が高くカビ(黴)が生えやすい時期なので「ばいう(黴雨)」と呼ばれこの音が転じて梅雨となったという説があります。風情は梅の実ですが、医療面では体の表面に生えるカビ「白癬」(足に生えるといわゆる水虫ですね)が猛威を振るう時期でもあります。毎日の入浴で石鹸をよく泡立てて体を洗って清潔に保つことも予防法の一つです。糖尿病など免疫機能の低下のある方は足白癬の亀裂から細菌感染を起こして重症化することもありますので足裏のケアと観察を忘れずに。

 

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端午の節句

55日。今日は端午の節句です。

奈良時代には定着して広く親しまれている年中行事で、平安時代中期の随筆「枕草子」でも菖蒲や蓬の香りを楽しむ様子が描かれています。菖蒲も蓬も邪気を払う薬草とされており、軒先などにつるして無病息災を願いました。

鎌倉時代に入り武家社会になると同じ読みの「菖蒲」と「尚武」をかけて、鎧兜をかざって勇ましい男子の成長を祈る行事へと変化していきます。

端午の節句のスイーツといえば粽と柏餅。

粽は中国伝来の縁起物ですが、柏餅は日本で生み出された縁起物です。

柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちません。

このことから柏餅は「跡をつぐ子供が生まれるまでは親は死なない」「子孫繁栄。家系が絶えず代々栄える」との願いを込め端午の節句に縁起物として食べられるようになったと伝えられています。家系の存続が至上命題の武家にとっては縁起のよい菓子だったのですね。

なお柏餅の柏は香りづけ用で食用ではありません。このあたり桜餅と違ってまぎわらしい… 子供の頃、知らずに柏の葉を食べたことがありますが、硬くて不味かったので全部食べてしまう人は少ないかな。食べても毒ではないようです。

粽と柏餅、どちらも捨てがたいですが、縁起物とはいえ糖質制限を医師から指示されている方はほどほどに。食後の散歩などの有酸素運動も健康面では有効なので積極的に取り入れましょう。

 

                    鶴舞公園で舞う鯉のぼり。端午の節句を代表する風物詩ですね。

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麻疹(はしか)

愛知県内での麻疹(はしか)の拡大が報告されています。

麻疹は非常に感染力の強いウイルス性の感染症で、患者と同じ空間にいただけで感染することが知られています。10~12日程度の潜伏期間を経て発熱や風邪のような症状、目の充血の他、口内の頬の粘膜に白い斑点や、身体に発疹などがあらわれます。成人の麻疹は重症化しやすく、最悪の場合肺炎や麻疹脳炎(1000人に1人程度が発症)などの合併症などで死亡することもあり決して侮れない危険な感染症です。妊婦では流産や早産のリスクが高まることも知られています。

感染力の強い麻疹はマスクでの予防は難しく、唯一の予防法はワクチンの接種によってあらかじめ麻疹に対する免疫を獲得しておくことになります。

予防接種を受けたことがない方はもちろん、1回しか受けてない方は2回目の予防接種が推奨されています。医療、教育関係者やこの大型連休に人が多く集まる場所に行く予定のある方で麻疹の罹患歴や予防接種歴が明らかでない方は予防接種の検討をお勧めします。

当院での接種を希望される場合、4月24日現在、麻疹単独のワクチンは品薄のようであり供給の目途がたっていません。MRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)の接種となります(麻疹の予防効果は同等です)。詳しくは当院に確認下さい。

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春らんまん

急に暖かくなりました。

長い間待ちに待っていた桜の開花は、あっという間に「あっけなく」満開です。

通りには満開の桜を楽しんでいる人たちが多数見られます。

駐車場の片隅にも、春を楽しんでいるカップルがいました。

みんな待っていたんですね。

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暖かくなりました。

開け放たれた我が家にさわやかな香りが漂っています。庭で、しだれ梅が満開となりました。名誉院長です。

今思えば、まだ寒い中、けなげに春を告げてくれた白梅には、「悲壮感」があり、

反対に十分に暖かくなって、満を持して咲く八重の紅梅には「爛漫」という言葉があたりそうに感じます。

桜ももうすぐです。

 

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