麻疹(はしか)

愛知県内での麻疹(はしか)の拡大が報告されています。

麻疹は非常に感染力の強いウイルス性の感染症で、患者と同じ空間にいただけで感染することが知られています。10~12日程度の潜伏期間を経て発熱や風邪のような症状、目の充血の他、口内の頬の粘膜に白い斑点や、身体に発疹などがあらわれます。成人の麻疹は重症化しやすく、最悪の場合肺炎や麻疹脳炎(1000人に1人程度が発症)などの合併症などで死亡することもあり決して侮れない危険な感染症です。妊婦では流産や早産のリスクが高まることも知られています。

感染力の強い麻疹はマスクでの予防は難しく、唯一の予防法はワクチンの接種によってあらかじめ麻疹に対する免疫を獲得しておくことになります。

予防接種を受けたことがない方はもちろん、1回しか受けてない方は2回目の予防接種が推奨されています。医療、教育関係者やこの大型連休に人が多く集まる場所に行く予定のある方で麻疹の罹患歴や予防接種歴が明らかでない方は予防接種の検討をお勧めします。

当院での接種を希望される場合、4月24日現在、麻疹単独のワクチンは品薄のようであり供給の目途がたっていません。MRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)の接種となります(麻疹の予防効果は同等です)。詳しくは当院に確認下さい。

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春らんまん

急に暖かくなりました。

長い間待ちに待っていた桜の開花は、あっという間に「あっけなく」満開です。

通りには満開の桜を楽しんでいる人たちが多数見られます。

駐車場の片隅にも、春を楽しんでいるカップルがいました。

みんな待っていたんですね。

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暖かくなりました。

開け放たれた我が家にさわやかな香りが漂っています。庭で、しだれ梅が満開となりました。名誉院長です。

今思えば、まだ寒い中、けなげに春を告げてくれた白梅には、「悲壮感」があり、

反対に十分に暖かくなって、満を持して咲く八重の紅梅には「爛漫」という言葉があたりそうに感じます。

桜ももうすぐです。

 

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節分

2月3日。今日は節分です。

明日から暦の上で春となるわけですが、天気予報では来週には大規模な寒波の襲来の予測。春の訪れの実感はまだまだ先になりそうです。

強烈な寒気とともに今年はインフルエンザが大流行。多くの患者さんがクリニックをインフルエンザで受診されています。今年はA型、B型が同時に流行する「混合流行」の傾向が続いています。

厚生労働省が2日に発表した平成30年第4週(1/22~1/28)のインフルエンザ発生状況によると、前週に比べてインフルエンザの定点あたりの報告数が2週続けて増加しています。

感染流行のピークに近い状況と考えられており感染の危険性も高い状況なので、こどもや高齢者、持病のある方は人混みをできるだけ避けるようにし、手洗いやマスクなど感染対策を徹底するようにしましょう。

さて節分といえば豆まき。室町時代には豆をまいて邪気(鬼)を追い出す行事が行われていたそうです。インフルエンザも大流行しているこの時期、無病息災を願って豆まきもよいかもしれませんね。

 当院の鬼たちは例によって部屋の中でヌクヌク。

鬼といえば、我々外科医には「鬼手仏心」と言って「手術の際に鬼の仕業の如く体を切り開き一見残酷に見えるが、その手は何としても患者を救いたいという温かい心に基づいて揮われる」という仏教用語に由来した心得が伝えられています。日頃の診療でも大事にしていきたい精神です。

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鏡開き

1月11日。今日は鏡開きの日です。

もともとは室町時代頃から武家で1月20日に行われていた行事で、具足に備えた餅を雑煮などにいれて食べ「刃柄(はつか)」を祝うとされていたものだそうです。

報道などで鏡餅を木槌で割ったりするのを見ることがありますが、刃物で餅を切るのは切腹を連想させるため昔から避けられています。「割る」という言葉も縁起が悪いので「開く」という言葉が選ばれていますね。

江戸時代に入って、徳川家光が4月20日に亡くなったことから20日を忌日として避け、広く11日に行われるようになりました。

鏡開きを終えると、いよいよ正月気分も終了ですが、多忙な現代人は鏡開き前から仕事を始めている方が多いですね。我が家の鏡餅はパック包装の現代版。形態は変化しましたが、無病息災を祈願する気持ちは先人と変わりません。皆さまも1年平穏に過ごせますように。

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七草粥

1月7日。本日は人日の節句。

1年の無病息災を願って、七草粥を食べる日としても知られています。

春の七草は早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うとされてきたとか。

平安時代には始まっている習慣とされていますが、今のような七草粥が広まったのは江戸時代のようです。

春の七草とは、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、仏の座、すずな、すずしろ。

昔の人にとっては青菜の不足しがちな冬場のビタミンなどの栄養補給の効用もあったでしょうね。飽食気味の現代人にとっては正月のごちそうやお酒で弱った胃をいたわる効果も期待できるでしょうか。

七草粥を食べて、今年1年の無病息災を祈念。ただ今日は昼、夕をしっかり食べてしまっているので胃を休める方の効果は限定的な気はしますが…

松の内も今日までです。七草粥が出てくると、お正月気分もそろそろ終わり。

年が明けてからクリニックの受診も風邪、インフルエンザの患者さんが増えてきています。外出から帰ったら手洗い、うがいなど感染予防をしっかりしましょう。十分な休養も感染対策には重要です。

8日は北区休日診療所の当番です。ちょうど日付もかわり8日となりました。業務に備えて体を休めなくては。休養も仕事のうちですね。

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。2018年が始まりました。名古屋は良く晴れ、おだやかな元旦となりました。「一年の計は元旦にあり」ともいわれ、物事を始めるにあたっては最初にきちんとした計画を立てることが大切ということが伝えられています。
元旦にたてる目標は壮大になりがちですが、目標や計画をしっかり掲げたらコツコツ努力を継続していくことが重要。まずはスモールステップで達成できる目標を立てるのが現実的でしょうか。当院も地道に地域の医療の要請に応えられるよう改善を重ねてまいります。
皆さんにとってもよい1年となりますように。
大晦日に初詣の準備が進む山梨県甲府の武田神社にて。神社は戦国大名武田信玄の本拠である躑躅ケ崎館の主廓部の跡地に建てられています。戦国期には堀と土塁で囲まれた中世式の武家館でした。
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仕事納め

12月29日 今日はクリニックの仕事納めでした。

多くの方々の支援のおかげで今年も無事に年末をむかえることができました。地域医療のニーズは多岐にわたりますが、一足飛びにそれらを満たせるようには到底なりそうにはありません。地道に一歩一歩足元を固めながら進んでいくしかありませんね。

スタッフ一同、地域医療に貢献できるよう一層のブラッシュアップを重ねてまいります。

来年の診療は1月4日より開始します。

皆さま良い年末年始をお迎えください。

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冬至

12月22日。今日は一年でもっとも日の短い冬至です。

 

このところ真冬なみの寒い日が続いていましたが、今日は日光の暖かさを感じることができるおだやかな1日でした。

 

今日を境に日が長くなっていきますが、これからまだまだ寒くなっていきます。

クリスマスあたりからは、再び強い寒気が日本列島を覆うようです。皆さま体調管理にはご注意ください。

 

寒くなってきて本格的に流行するようになるのがインフルエンザ。

愛知県では昨日インフルエンザ注意報が発令されました。

 

今年は全国的にインフルエンザワクチンが不足しており、ワクチン接種もできていない方もまだまだ多いかと思います。現在当院ではインフルエンザワクチン接種を継続中ですが在庫がかなり少なくなってきているため接種希望の方はクリニックに確認をお願いします。

 

外出後の石鹸での手洗い、室内の適度な加湿も感染予防に効果があります。十分な休養、バランスのとれた食事も心掛けるようにしましょう。

 

今日は冬至。ビタミンA(βカロテン)を豊富に含むカボチャで栄養をしっかり補給し、柚子湯でしっかり体をあたためてしっかり休養をとるのも良いかもしれませんね。

海から見上げた明石海峡大橋。世界最長の吊り橋です。

ライトアップやイルミネーション鑑賞の楽しい季節ですが防寒装備は厳重に。

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酒蔵開き

名誉院長です

創業が江戸時代という尾張の小さな古い酒蔵の「蔵開き」に行ってきました。

蔵に入ると、好みのぐい呑みを一つ選んで、いきなり試飲の始まりです。大変香りもよくおいしい酒です。「これは辛口だ」「うん、ガツンと来るね」だとかなんとか。つまみも用意されていて「・・・・・・」(言うことなし)

やがて、酒蔵の社長さんの酒とか蔵の説明が始まりした。本来は社長さんの説明の後、「試飲会」だそうです。ぐい飲みを握りしめて、お話を伺います。蔵は江戸時代のもので、薄暗く、むき出しの梁や柱にはこの蔵の主のような酵母がたくさん住んでいて、ここで作られる酒の味の特徴が決まってくるのだそうです。

 

以前、伏見で「酒蔵めぐり」をしたことがあります。「昔の酒造り」の資料館にあった道具がここではそのまま使われているような気がします。タンクは金属でしたが。

社長さんのお話が終わると、もう一度、今度は本当の試飲会です

ほろ酔い気分で外の風に吹かれようと、蔵の中庭に出ると、造りのりっぱな母屋。

倒れそうな小屋

 懐かしい外便所

そしてタンクの間には家族の洗濯物が

また蔵に戻って第三次試飲大会に突入。つまみは地元でとれて、酒蔵の奥さんが炊いた小魚の甘露煮。私には懐かしい「おふくろの味」でした。私の祖母はこの付近の出身です。

おばあさんが石油ストーブの上で作っている、濃厚な甘酒もいただきました。

家族でやっている、手作り感いっぱいの親しみある酒蔵開きでした。

そしておいしいお酒でした。

冬の淡い夕陽を浴びながら、背の重い荷物を楽しみに、心も体も暖まって帰途につきました。

お土産は皆が喜びそうな生原酒の濁り酒。私はこのために大き目のリュックを背負って行きました。

 

 

そして孫たちには、甘酒用の酒かす・・これは親から止められるかもしれませんね。

 

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