7月2日、今日は雑季のひとつ半夏生です。
梅雨の終わり頃をあらわし、昔から田植えを終わらせる目安とされています。
梅雨の終わり頃をあらわし、昔から田植えを終わらせる目安とされています。
半夏生以降の田植えは収穫が激減するとされ「半夏半作」という言葉も残っています。稲作中心だった時代には重要な節目だったのですね。
現実にはまだ梅雨の真っ最中ですが、今日は我が家の近くでアブラゼミが鳴き始め、夏の到来が迫っていることを感じます。
田植えを終えた農家が、豊作祈願にタコを捧げて食べたことから「半夏生にタコを食べる」という風習も現代に残っています。タコが選ばれた理由は諸説あるようですが、8本の足で稲がしっかり根を張ることを願った・・・などの説があげられているようです。もっとも地域によって食べるものはサバ、うどん・・などバリエーションがあるようで、田植えを終えた農家の方が疲れをいやす意義もあったのかもしれませんが。
農家ではありませんが、当院もしっかり地域に根付いた診療が行えるようにということで今日はご飯をたこ飯に。食事で季節を感じるのも良いものですね。
本格的に暑い夏が迫ります。体調管理を気をつけて乗り切りましょう