4月6日
古今和歌集にある「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」この歌は、在原業平によって詠まれたものです。
基礎工事は完了し、今日は床下配線の溝を作ったり、敷地周囲の土留めの擁壁を作る作業だそうです。ここが診察室、ここが待合室・・とひとつひとつの土台の区切りを、設計図面の部屋割りを思い出して当てはめてみるのだけれど、しろうとにはイメージが湧きません。それだけに出来上がりが楽しみと言えばそうなのですが、「どうなるのだろう」が本音です。桜は散ってしまっても「のどけき」心境には程遠いようです。