春の健康診断


 4月22日

今日は恒例の職場健診です。昨夜は飲まず、今朝は断食、たいへん「いい子」になって検査に臨みました。

神妙に採血していただき、結果は電子カルテで、昼過ぎには覗き見ることができます。γGTP、コレステロール、中性脂肪、血糖などすべて正常範囲内でした。昨夜からの節制のおかげです。時間の都合で体重測定、腹囲測定は明日になってしまいました。強靭な意志のもと、今夜も節制です。

建築現場は、柱も建って、一部には屋根か天井まで出来ています。1日でここまで出来てしまうのですね。

2015.04.22

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上棟

4月21日

雨続きでしたので、天候を心配していましたが、本日は晴天が得られ、無事棟上げできました。

柱、梁から建物のイメージも具体的になってきますね。夕暮れ時でしたが職人さんの作業が続いていました。予報では今週は天候は落ち着くようですが、風が強いようです。安全第一でよろしくお願いします。

写真 1

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明日は建前

4月20日

明日は建前(上棟)というのに今日は大雨、突風の大荒れです。準備はどうなのか見に行ってきました。もちろん今日は作業はありません。しかし資材はもう運び込まれていて、ブルーシートでしっかり梱包されて、明日を待っていました。明日は良い天気だと良いのですが。

今月は雨が多く心配です。今日のように風もあるかもしれません。大工さん、職人さんけがをしないように気を付けて作業してください。DSC00084

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花の王

4月19日

我が家の庭の「牡丹」が咲き誇っています。その数、8個。先週の日曜に、豊橋のよそのお庭に咲いているのを見ましたから、1週間遅れです。鉢植えでいただいたものを、庭の片隅に移し根付いたもので、だんだん大きくなり、年々花の数が増えていきます。毎年蕾のうちから花の数を数え、今年は12個咲く予定です。その大きな華やかな花には風格があり、この季節の楽しみの一つです。

昨年のこの時期に長谷寺へ行きました。境内にいろいろな色の牡丹が7000株も植えてあり、壮観でした。黄色の牡丹も初めて見ました。幸いにも天気が悪く、日曜というのに境内も駐車場もガラ空きで、普段は混んでいるのでしょう「立ち止まらないでください」という看板の前をゆっくりと鑑賞することができました。遠いところですが、出かける価値はあると思います。DSC00074DSC00073

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良いお天気

4月18日

長く続いた寒い雨模様から一転、日差しが強く、初夏を思わせるお天気です。ひかりのどけき、うららかな春は、雲が蓋をしている間に空を抜けて行ってしまったのでしょうか。最近は四季がなくて夏と冬しかないような気がします。

暖かくなると、排尿障害で通院しているおじいさんたちの訴えがぐーんと減ります。ずっと同じように薬を飲んでいただいているんですが・・。

お天道様にはかないません。DSC00037

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真田丸

火坂雅史さんの「真田三代」を古本屋で見かけました。

昨年の夏の休暇で真田家の上田城跡を訪れたこと、作者が今年2月に逝去されたと報道されていたことなども思い出し購入し読み始めました。火坂作品のうち「天地人」はNHKの大河ドラマの原作にもなっています。

そういえば来年の大河ドラマは「真田丸」となったはず。真田信繁(真田幸村)が主人公となりますね。なお幸村という名は軍記物や講談で一般的になった名で、本人は信繁と名乗っています。もっとも江戸期、あまりにも「幸村」の名が有名になったので、松代藩(兄信之の子孫)の正史でも幸村の名を採用しています。

「幸村」なのか「信繁」なのかは江戸幕府も興味をもったようで、死後200年たってから松代藩にわざわざ確認しています。結論としては「信繁」と考えているが、大坂城入場後に「幸村」と名乗ったという返答だったようですが。

青年のイメージをもたれることも多い幸村ですが、大阪夏の陣で戦ったときには49歳。過酷な九度山での配流生活のためか、歯も抜け、白髪の状態だったようです。ただし大坂夏の陣 天王寺の戦いで家康めがけて突撃を敢行し、15000の大軍を突破し本陣に突入、徳川勢を総崩れにしたのは史実。逃走する家康は自害を覚悟したとも伝わります。

「真田三代」は読み始めたばかりで夏の陣はまだまだ。大河ドラマの方はどう描かれるのでしょう。個人的には夏の陣ではやはり197cm 160kg の大巨人、リアル秀頼が一番見たいのですが。当時のスペイン人の宣教師には「動くのもままならない」とまで書かれている方なのでアクションはできないことになりますけど。

大坂城の真田丸には到底及びませんが、われわれの「城」はついに来週壁が立ちます。 どうなるか楽しみです。

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基礎工事と医療不信

4月15日

コンクリート製の基礎に下向きの切欠きがあり、端が宙に浮いています。基礎は土台が乗る重要なところ。「?」設計士さんに疑問を投げると、早速現場で設計士さんと現場監督さんとで説明していただけました。レントゲン装置に電源、信号などを送る太い電線の束の床下の通り道で、「そこには力がかからないから大丈夫です」との返事。素人が生半可に建築中のものを見るからそうなるわけですが、素朴な疑問でも聞かなければ分からないし、納得ができません。雨の夕暮れにつき合わせてしまい申し訳ありませんでした。DSC00023

実は、私たちの仕事について言うと、患者さんにはもっと疑問があるだろうし、不安も大きいと思います。いちいち説明できていないので、恐らく患者さんは納得できていません。しかし医療者側の立場からすると、治療を開始すると患者さんの反応は千差万別です。あらかじめ説明していたらきりがないし、仕事にならない。特に手術などは、手術前に手術部位のスケッチが書けるくらいに手術野を予測して、開始するわけですが、細かいところは状況に応じて変化していきます。それをあらかじめ患者さんに説明することは不可能です。

しかし「きりがない」ということで、そのまま行えば、患者さんの疑問は医療不信につながり、不信感は基礎の切欠きのように埋没したままになります。そして、関係なく些細な合併症が起こっても、それは「医療ミスだったのではないか」と思われてしまいます。手術などを含めた治療は期待通りの結果が出ないことは少なからずありますし、悪くなってしまうことだってあります。医療は不確定であり、治療の結果の保証はないことの、国民のコンセンサスがないのに、治療を行う、あるいは行わなければならない医療というものの状況が、患者さんや医療者を余計に苦しめている原因のような気がしてなりません。

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不思議の国

なお雨が降り続けます。これは一層読書に励めということなのでしょう。今日とりあげるのは不思議の国のアリス(Alice’s Adventures in Wonderland  1856年 ルイスキャロル)。大学生時代に買った本なのでボロボロです。手垢がつくまで読み込んだためではなく保存状態が悪いというのが原因ですが。

知人の少女(アリス・リデル)のために即興で聞かせた物語がもとになっています。昨日とりあげたプーさんと似てますね。ただしプーさんの方のクリストファー・ロビンは作品で世界一有名となってしまったが故に現実世界では重荷を負って苦しんだことで有名ですが、アリスの方はそんなエピソードはなかったかな。

この作品、高校生の時に訳本を読んだのですが、読後感想は「?」 もう1回読み返したが「??」

その日の授業をまるまるつぶして、読んだのですがよく分からない。あらすじは脈絡がなく、会話もデタラメ。これは名作なのか?と。乱読時代で、作者も作品も何の知識もないまま活字であれば片っ端から読み流していた頃なので、その時は釈然としないまま終わってしまいました。

大学生になってこの作品がナンセンス文学の代表作で、翻訳者泣かせの本と知り、大学生になったのだからとペーパーバックで再挑戦! ところが英語で読んでも、やっぱり背景知識が分からないので、どこが面白いのか分からない。解説書を買い足してみたび挑戦した、そういった思い入れのある作品です。そんなにしてまで児童文学を読まなくてもとは思いますが・・  発掘された解説書の方もボロボロ。保存状態悪いです。明治時代の文書だと言っても信じてもらえるかな。

この作品の意義は、それまで英国の児童文学は教訓物語しかなかったのを打破したことにあります。当時みんなが知っていた教訓詩を言葉遊びのデタラメなものに変えたり、もはや意味さえ通らないものまであります。あらすじを追う物語ではないので起→転→転→転→結 といった感じ。読者は題名通り、不思議の国にドップリ入り込み、アリスと一緒に幻想世界に遊ぶことになります。

久しぶりに読んでみようと、寝転がって読み始めましたが・・wonderlandへ・・ 今朝のめざめは爽快でした。

外を見ると一旦雨が上がったみたい。そろそろ太陽も恋しいですね。

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読書三昧

まだまだ雨が続きます。こうなるとランニングなどに出るわけにもいかず、夜はダンボールより発掘した本たちをめくることになります。全部読んだことがあるものなわけですが、これが結構楽しい。あっという間に時間が過ぎます。

昨夜久しぶりに再会したのは「Winnie-the-Pooh」・・・って書くと良く分からなってしまいますが要するに「くまのプーさん」です。ディズニーでも有名で・・と言いたいのですが、ディズニーの作品の方は全く知らないので、1926年に発表されたAAミルンの、こちらの児童小説の方しか分かりません。英文と言っても児童向けの読み聞かせ本なので難しくはありません。この作品、自分の子供(クリストファー・ロビン)のために作ったもので、物語中のほとんどのキャラクターは、クリストファー・ロビンが持っていたぬいぐるみ。広大な森の中での楽しいな日々、あっという間に過ぎゆく子供だけの世界を描いています。挿絵(EHシェパード)もかわいらしい。

「風船につかまってはちみつをとろうとする」「はちみつ食べ過ぎでウサギの穴から出られなくなる」など無邪気な日常が描かれますが、この作品の続編(The House at Pooh Corner)の最後の方は子供向けとばかりは言えない内容です。クリストファーは成長し、その第1歩として小学校に行くことになる。もう何もしないでプーさんと遊んで暮らす日々を卒業としないといけない。プーさんは空想上の友達、魔法の森は幼児期の心象を象徴したものというわけです。別れが近づいてきたことを感じた森の仲間(ぬいぐるみ)達は別れの手紙を手渡し、それを読んでいる間に次々立ち去っていく・・ 幼児期の儚さを切り取ったあたりも80年以上過ぎても、なおこの作品が愛される要因でしょうか。

徹夜して出勤するのは社会人失格なので、夜更かしタイマーかけて読書。大人になるとは不便なものです。読書できるのはうれしいけど、そろそろ雨やまないかな。

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