大暑

今日は二十四節季の一つ大暑。

1年で最も暑いとされる、その名に違わず猛暑の1日に。

東京、岐阜、山梨では最高気温が40℃超えたそうですが、ここ名古屋も39℃を超え危険な暑さになりました。

このところの猛暑にクリニックの方にも熱中症の症状で受診される方が増加中。

熱中症の代表的な初期症状のひとつにめまいや立ちくらみがあります。

からだは暑さで体温が上昇すると、熱を逃がして体温を下げるため皮膚の血管を広げて対応します。脱水などと相まって全身を流れる血液量が減ると血圧が下がり、脳への血流が低下することによりめまいや立ちくらみ、時に意識消失を生じます。

初期対応としてはクーラーの効いた屋内や日陰の涼しい場所に移動して、衣服を緩めて風通しを良くして水分や塩分を補給することで多くの場合は改善が期待できますが、意識がもうろうとしていたり、自力で水分がとれないような状況であればすぐに医療機関の受診が必要です。記録的な猛暑の中での屋外の運動は危険なので避けるようにしましょう。 

今晩も熱帯夜が予想されています。寝ている間も熱中症の危険性があるためクーラーを積極的に使い、しっかり水分を摂取するようにしましょう。

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