三寒四温

今日は冬に戻ったかのような1日。関東では雪も降ったようです。

しまいかけだった冬物コートも再登場で出勤しました。つい「三寒四温」という表現を思い浮かべ、春が寒暖差の大きい時期であることを実感します。

実はこの表現、もともとは日本の気候を説明したものではありません。本来は冬の中国東北部や朝鮮半島北部の気候を表す表現(シベリア高気圧からの寒気が7日周期で強まったり、弱まったりする)でしたが、日本の冬にはこのような現象がないので、次第に寒暖の大きな春に使われるように変わっていったようです。

とはいっても、もっぱら早春に使われる表現。桜に青葉が混じる今の時期にこの言葉が思い浮かぶようでは、やはり特別に寒いのでしょう。

今日の外来でも、風邪をひいたと訪れる患者さんが結構来院されました。体温調節のできる服装、外出後の手洗い・うがい、十分な休養に注意が必要です。

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