あめふり

今日も明け方から雨降り。通勤の途中でいったんあがりましたが、傘をさして家を出ました。

雨の多い気候の日本。雨に関する歌もたくさんあるのですが、私自身が雨をみると必ず頭に流れるのはこの曲。

あめあめ ふれふれ かあさんが

じゃのめで おむかえ うれしいな

ピッチピッチ チャップチャップ

ランランラン

童謡「あめふり」 北原白秋作詞、中山晋平作曲です。

バケツをひっくり返したような豪雨でも、この歌が頭に流れるので、全身びしょ濡れでも、なんだか楽しい気分になれます。

もちろん歌詞では、かあさんが迎えにきてくれてうれしいのであって、濡れねずみになるのがうれしいと歌っている訳ではないのですが 。

蛇の目傘は、昔は広く使われていた傘ですが、ビニール傘全盛の現代ではちょっとおしゃれな傘になってしまっていますね。

中山晋平作曲というと「証城寺の狸囃子」も有名でしょうか。

作詞は野口雨情。「しゃぼん玉」の作詞者でもあります。この曲の作曲も中山晋平。

雨に関する童謡で言えば「てるてる坊主」も、野口、中山コンビの作詞作曲です。このコンビ、童謡をたくさん作っています。

さて「証城寺の狸囃子」

証、証、証城寺

証城寺の庭は

ツ ツ 月夜だ

みんな出て 来い 来い 来い

おいらの友達ァ

ぽんぽこ ぽんの ぽん

小さい頃よく歌いました。私にとって月はウサギでなくタヌキです。十五夜の月をみて跳ねるのはあえてタヌキでなく、ウサギでいいかなとは思いますが。

千葉県の證誠寺につたわる狸囃子伝説をもとにした歌ですが、こうして書き出してみると「あめふり」同様、リズミカルな曲ですね。

雨はいったんあがっているようですが、予報では終日天気は不安定と。今晩は月夜は期待できそうにありません。

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